マーケティング用語解説「へ」
平均
度数分布の位置を表す統計学の代表的な指標の一つ。
一般に、「平均値」というと算術平均(相加平均ともいい、データの合計値をデータ総数で割った値)のことを指します。
平均には他にもあり、幾何平均(相乗平均)、調和平均、トリム平均(調整平均)などがあります。
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「平均」にも色々ある
ペネトレーション・プライス戦略
市場浸透価格戦略とも。
市場に全く新しい製品を導入するさいの値付けで、低価格によって一気に多くの市場シェアを獲得する戦略。
新製品の需要の価格弾力性が高い、すなわち低価格ほど需要が増す場合に有効な戦略です。
大量の製品を捌くため、大量生産による累積生産数が増し、コスト減が図れます。
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新製品の価格戦略│スキミング・プライス、ペネトレーション・プライス
ベネフィット
顧客の持つ問題を解決する手段。便益。
消費者が商品を買う理由は、商品自体が欲しいのではなく、商品が提供するベネフィットを得たいからです。
したがって、マーケターは商品を売るのではなく、(商品の持つ)ベネフィットを売っています。
変動費
生産量(や売上量)に応じて変化するコスト。
生産量がゼロなら変動費もゼロになり、生産量が増えるほど変動費もそれに応じて増えます。
主に材料費が変動費に当たります。
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コスト